茨城県立水戸南高等学校ドローン出前授業
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茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトクドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。

水戸南高等学校にてドローン出前授業を実施させていただきました。

寒い中での授業でしたが100名を超える生徒の皆さんと、多くの先生方にご参加いただきました。ありがとうございます。

強い武器を持って活躍して欲しい

「自分がどうなりたいのか」今こそ悩む時

ドローンスクール水戸校理事長の私から、生徒の皆さんにお話ししたのは「将来について」

近い将来、学校を卒業すると「就職か進学か」という選択に迫られます。

私はよく「短期・中期・長期の計画を建てることの大切さ」について話をすることが多いのですが、若い頃から計画を建てる習慣を身に着けている人はほとんどいないでしょう。

私自身を振り返っても 同じです。若い頃は後先考えず、その場の雰囲気や周りの友人たちに流されて生きていくものです。

だからこそ、私が生徒の皆さんに伝えたいのは「自分がどうなりたいのか」、早いうちから考え始めること

苦労した経験は裏切らない

私自身は会社を経営する、いわゆる「社長」です。会社を大きくしていくためには人を雇用する必要があります。

仮に「私を雇って欲しい」という人が来てくれた場合、経営者はその人の何を見て、採用しているのでしょうか。

もちろん人としての基本的な常識や人柄といったものももちろん大切ですが、分かりやすい要素としては「武器を持っているかどうか」を見ます。

例えば、英語を話せるとか、建築士の免許を持っているとか、車を運転できるとか…。免許や資格は分かりやすい武器です。

学校に通っているうちは、家族や学校に守られていますが、いざ社会に出ると自分一人になります。

だから、社会に出る前に強い武器を持って欲しい。ドローン操縦は学生でも取得できる免許です。武器なんです。

知っての通り、ドローンは様々な分野で注目を浴びています。そして現実問題としてドローン操縦士の数は圧倒的に足りていない。だから私は、できるだけ若い方に武器としてのドローン操縦技術を身につけて欲しい。

とは言えドローン操縦士として活躍するための資格は、いずれ国家資格になるとも言われていて、取得は簡単なことではありません。

でも、苦労した経験は自分自身を裏切りません。

「自分がどうなりたいのか」。ぜひ、今だからこそ考えてみて欲しい。

そんな私の想いを語らせていただきました。

誰でも簡単に飛ばせるというリスク

「知らなかった」では済まされない

第二部は、講師の川口先生よりドローンに関する基礎知識の講義をしていただきました。

ドローンは、少し練習すればだれでも簡単に飛ばすことができます。

だからこそ、ドローンに関する大切な知識を学ばずに「軽い気持ちで」ドローンに手を出した人が起こしてしまう事件や事故、犯罪は後を絶ちません。

これまでに国内で起こった事件や事故について、具体的な事例を紹介してもらいました。

期待されるドローンの可能性と展望

ドローンの可能性については、こちらの記事もご覧ください。

ドローンのイメージで一番知られているのが空撮ですよね。空撮には以前、セスナのような小型機を飛ばしていたのでかなりコストがかかっていました。

もちろんドローンを使えば安価に撮影できますが、ドローン活躍の幅はそれだけではありません。農業や産業の分野での利用も広がっています。

ドローンを活用したビジネスやサービスは順調に拡大しており、現在すでにドローンで行うことができるサービスは60業種を超えています。

ドローン操縦士協会(DPA)の発表によると2020年にはドローン操縦士が14万人に達するという予測がされており、市場規模は15兆円を超えると言われています。

現在、操縦士の数はおよそ2万人と言われており、圧倒的な人材不足です。履歴書に書ける資格として、強い武器になることは間違いないようです

今後ますます活況となることは間違いないでしょう。

ドローン体験会

座学の後はいよいよドローン体験会。

受講者の人数が多いので、体育館と武道館に分かれて、インストラクターの指導のもと、体験会を実施しました。

ドローンが間近で動いている姿を見たことが無かった人も多く、興味津々!教える方にも一段と気合が入ります(笑)。

自動車の運転教習と同じように、インストラクターと生徒がコントローラーを繋ぎ、危険な場合にはインストラクター側のコントローラーで操作できるようになっています。

皆さん、飲み込みが早い!あっという間に上達していきます。

始めはおっかなびっくりでも、皆さんすぐに安定飛行できるようになっていました。

「軽い!」「大きい!」と歓声が飛び交います。

一度コツを掴んでしまえば、思い通りの場所に飛ばせるようになっていきます。

生徒の皆さんがドローン体験をしている間…私は生徒の皆さんとお話をしていました。

働くとはどういうことなのか。親はどんな仕事をして、君たちを育ててきたのか。

「お父さんはどんな仕事してるか聞いてみたことある?」

「将来どんな事をやりたいの?」

「今悩んでることある?」

若い皆さんとお話をしていると、自然と自分も初心を思い出し、若返っていく感覚があって、本当に楽しい。授業そっちのけです(笑)。インストラクターの皆さん、ごめんなさい…。

学級対抗!ドローンダーツ

基本的な技術を身に着けたところで、いよいよ実践!

ドローンダーツは、その名の通り、地面にダーツのような的を作り、その的に近いところにドローンが着地すると高得点!というゲームです。

コーンで囲んだ6角形の中に入れば得点、中心の円に入ればさらに高得点!というルールです。

手のひらサイズの「トイドローン」で、チーム毎に点数を競いました。

さすが!皆さんどんどん上手くなっていきます。中央の円周辺にドローンが集合!

次々と高得点をゲットしていきます。

レクリエーションも盛り上がり、今日の授業は終わりです。

最後に、校舎の外に出てドローンで人文字を作りました。

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ドローンスクール水戸校のFacebookでおなじみの「インストラクターE」さんが、ドローンを飛ばして、手元の画面を見ながら、生徒の皆さんに移動してもらい…

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無事、「南」の人文字ができました!!

今日は朝から夕方まで長時間に渡る出前授業、生徒の皆さんが将来の武器を手に入れるきっかけとなれば幸いです。

渡辺秀徳でした!

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