茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトクドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。

この度、水戸東倫理法人会のモーニングセミナーにて講師を務めさせていただきました。
私は水戸南部地区長を務めており、水戸東倫理法人会はその地区の一会となります。当日は50名を超える皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。

目次

当たり前を当たり前と思わない

私は一人っ子で、両親ともに最終学歴は中卒でした。当時はそれが特別なことではなく、ある意味「当たり前」の時代でした。母はその学歴に劣等感を抱いており、「これからは学歴社会だから」と、毎日のように私に早起きや掃除、勉強の大切さを伝えてくれていました。

今、この場にいらっしゃる多くの方は、高卒や大卒の学歴をお持ちだと思います。しかし、それを「当たり前」と思ってはいないでしょうか。私は決してそうは思いません。それはすべて、親が環境を整えてくれた結果だと考えています。

また、親として、あるいは上司として、子どもや部下に良かれと思って指導しても、なかなか伝わらない経験は誰しもあると思います。その原因は、「当たり前に伝わるだろう」と思ってしまうことや、自分自身の行動が指導内容に伴っていないことにあるのではないでしょうか。誰のために、何のために伝えるのかを意識し、伝え方を学ぶことが大切だと感じています。

我流を捨てるということ

私は23歳のとき、「金持ちになりたい」という思いから独立しました。事業を始めると、1年目から約3,000万円の売上を上げ、その後も10年、20年と順調に業績を伸ばしていきました。

結果として、開業から25年間、一度も赤字を出すことはありませんでした。しかしその成功が、知らず知らずのうちに「自分のやり方は正しい」という思い込みにつながり、従業員に対して厳しい指導をしてしまっていたのです。その結果、会社を去っていった従業員も少なくありませんでした。

倫理法人会に出会い、多くの学びと出会いを通じて、私はようやく自分の我流の経営に気づき、それを手放す努力をしてきました。振り返ると、我流を捨てるまでに約10年の時間がかかりました。

白の経営を選ぶ

私は、経営には「黒」と「白」があると考えています。
「黒」の経営は、短期的な利益を追い求め、時には法の隙間を突くような経営。
一方で「白」の経営は、「いつ・誰に見られても胸を張れる」経営です。

現在私は、この「白の経営」を実践しています。具体的には、就業時間を8時から18時までとし残業をしないこと、安易な値引きをせず適正価格でサービスを提供することなどです。

正直に申し上げると、この経営に切り替えたことで、現在赤字の会社もありますし、離れていったお客様もいます。しかし私は、赤字だからこそ学び、変われるチャンスがあると捉えています。誰と学び、どの価値観で経営をするのかを大切にしながら、これからも歩んでいきます。

誰の為に、何のために仕事をするのか

仕事とは、「誰かの役に立ち、その対価をいただくこと」だと思っています。単に安いから選ばれる仕事は、長くは続きません。最終的に選ばれるのは、価格ではなく、その人の想いと姿勢です。

私自身、
誰のために:母に認められるため
何のために:息子、孫、そして従業員に正しい価値観を伝えるため
仕事をしています。

皆さんもぜひ一度、「誰のために、何のために仕事をしているのか」を考えてみてください。
本日は誠にありがとうございました。

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