茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトクドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。

2026年1月17日(土)に水戸市の駿優会館にて、アメリカンフットボールのプロチームである茨城セイバーズ様の皆様に対して、講話をする機会をいただきました。

アメリカンフットボールはリーグ制で、上から「X Premiere」・「X1」・「X2」・「X3」の4リーグ制となっており、茨城セイバーズ様は現在「X2」に属しております。

本日は、茨城セイバーズ様が「X2リーグ優勝・X1リーグ昇格」という今季の目標に挑戦されているこの大切なタイミングで、「誰のために、何のために」というテーマでお話しさせていただきました。

目次

人生を変えた出来事と、行動の意味

私は中学2年生のとき、母を突然亡くしました。
前日までいつものように口論していた母が、翌日にはもうこの世にいなかった。
14歳の私にとって、「人はいついなくなるか分からない」という現実を突きつけられた瞬間でした。

母は生前、毎日私にこう言っていました。
「早起きして、トイレ掃除をして、真面目に、正しく生きろ」

正直、当時はうるさいとしか思っていませんでした。
しかし母が亡くなった翌日から、私はその言葉を守ると決めました。
それ以来、約40年間、一日も欠かさず早起きとトイレ掃除を続けています。

これは運を良くするためでも、誰かに褒められるためでもありません。
自分を律し続けるための訓練です。
プロとして生きていくためには、こうした「誰も見ていないところでの積み重ね」が必要だと、私は思っています。

スポーツと仕事で学んだ「本気」の価値

高校時代はレスリングに打ち込み、3年間無遅刻無欠席。
キャプテンとして、チームの結果も、自分の行動も、すべて自分事として捉える立場でした。

卒業後は屠畜場に就職しました。
多くの同級生が敬遠する仕事でしたが、私は現場を見た瞬間に「これは自分の仕事だ」と直感しました。どうしてそう直感したのかの言語化はできませんが、とにかく「これだ」と確信したのです。きつい仕事でしたが、本気で取り組みました。

しかし、その本気さが逆に浮いてしまった。
周囲からは「適当にやればいい」と言われる環境に疑問を持ち、退職を決意します。

独立と成功、そしてどん底

その後、防水・防蟻工事の世界に入り、個人事業主として独立しました。
初月で売上300万円、1年目で約3,000万円。
数字だけ見れば、順風満帆でした。

しかし私はずっと思っていました。
「この状況は、必ず終わる」と。

実際、仕事を全面的に依存していた元請会社が、突然倒産しました。
翌日から仕事はゼロ。
昨日まで月に何百万円もあった売上が、一瞬で消えました。

このとき痛感したのは、
「組織にぶら下がっているだけでは、生き残れない」
「自分自身に価値がなければ、次のチャンスは来ない」
ということです。

プロとは、結果と価値で語れる人間

皆さんの多くは、会社員として働きながらアメリカンフットボールを続けていると思います。
競技で報酬をもらっていなくても、給料をもらっている以上、皆さんはそれぞれの職場でプロです。

プロとは何か。
私はこう考えています。

  • 自分が会社やチームに、どんな利益や価値を生んでいるかを説明できる人
  • 「頑張っている」ではなく、「結果」で語れる人
  • 自分を雇う側の立場で、自分を評価できる人

もし皆さんが経営者だったら、今の自分をいくらで雇いますか?
その金額を上げていく努力をすることが、プロ意識です。

茨城セイバーズで活動できている意味

皆さんが今、アメリカンフットボールを続けられているのは
近藤社長が地域やスポンサーと信頼関係を築いてきた結果です。

しかし、その信頼は、社長一人で守るものではありません。
選手一人ひとりの行動が、チームの信用を作っています。

ユニフォームを着ていない時でも
コンビニでの態度、挨拶、言葉遣い、立ち振る舞い。
すべてが「茨城セイバーズの選手」として見られています。

誰のために、何のために

今一度考えてほしい。
誰のために、この競技を続けているのか。
何のために、厳しい練習をしているのか。

その答えが明確になった瞬間、人はブレなくなります。
目的がはっきりしている人間は
苦しいときでも、やるべき行動を選び続けることができます。

ここで、皆さんに見てもらいたい動画がありますのでご覧ください。

去る時こそ、人間性が出る

人生には必ず「去る時」が来ます。
退部、引退、転職。
そのときに「立つ鳥跡を濁さず」を実践できるか。

私はそれが、その人の本当の評価だと思っています。
そして、いつかまた再開したときに「元気にしているか?」が
当たり前に言えることが理想です。

最後に胸を張って、「やりきった」と言える生き方をしてほしい。

最後に

私はまだ、茨城セイバーズ様のスポンサーではありません。
しかし、今回いただいたこのご縁を大切にし
いつか心から「スポンサーになりたい」と思えるチームになってください。

その日を楽しみにしています。
本日はありがとうございました。

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