iPhoneは調査から生まれたか?
iPhoneは調査から生まれたか?

茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトクドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。

今日は「ニーズ」と「シーズ」の話をしようと思います。

一見すると一文字違いの似ているキーワードですが、意味はご存知でしょうか。 

iPhoneが世界に与えた衝撃

iPhoneは調査から生まれたか?

おそらく知らない人はいないであろう、iPhone。

便利なので私も使っています。

iPhoneが誕生した時の事を覚えているでしょうか。

wikipediaによると2007年1月9日に正式発表され、6月9日にアメリカ合衆国で発売されたそうです。

以後、iPhoneが発売される度にできる販売店の行列は、もはや社会現象と言ってもいいでしょう。

今となっては当たり前に使っているツールですが、iPhoneの登場は「本日、アップルが電話を再発明します。」というスティーブジョブスのプレゼン通り、世界に衝撃を与えました。

携帯電話とパソコンが一体になり快適に使えるツールは、それまで世の中にないものだったからです。

「お客様の声」が生み出したガラケーという答え

さて。前置きが長くなりましたが、ここからが今回一番伝えたいことです。

電話機とパソコンが一体となったこのツールは、調査で生まれたのでしょうか

商品の開発や販売のフィールドで、消費者に対してのアンケート調査は頻繁にされています。

購入者への満足度調査、プロトタイプ製品の試用アンケート調査など世の中は調査にあふれていますよね。

最近では、飲食店に向けた覆面調査なんてものもあります。

ただ、携帯電話の小さい画面で、パソコンで見るようなホームページを見たい!なんて思う消費者が、2007年にいたのでしょうか。

「ノートパソコンで十分」という人が大半だったのではないでしょうか。

そもそもそんなことを、想像もしていなかったかもしれませんね。

むしろ当時の日本は「ガラケー」が主流でした。

消費者アンケートから得た「〇〇が欲しい」「〇〇機能が必要」という結果から多機能になっていったガラケーはお客様の声を大切にする日本ならではのツールだと言われています。

ワンセグでテレビが見られないiPhoneは、お客様の声からは絶対に生まれないものだったのでは?と私は思います。

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