
茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトク、ドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。
「お値段以上」とか「早い、安い、うまい」とか、日本では値段が安くて良いものを売ることが美徳とされてきました。
結論、安くて良いものは存在しません。
大手企業なら大量に仕入れるスケールメリットで安売りが可能かもしれません。
が!
中小企業における安くて良いものの実現は、消耗と疲弊を生み出すだけなので、継続できせん。
逆に値上げすべきです。
今回はモノの値段の話をします。

目次
「安くて良いもの」は継続しない
そもそも「安くて良いもの」という考え方は、高度経済成長期に生まれたものです。
人口の拡大にともなう消費拡大、そして経済の成長と、右肩上がりの成長が約束された時代は、大量に生産すれば、大量に消費されました。
家や車、家電といった「必要なもの」が明確で、それを提供すればしただけ売れた。
「無い」から「欲しい」んですよね。マイホームもそうです。
「いつかは一国一城の主」という言葉が時代を表していました。
その後、バブル崩壊やリーマンショック等を経て「モノ消費からコト消費へ」と言われるようになって久しいですね。
現在に日本では普通にモノを売るのが難しくなっています。理由は3つ。
- 人口が減っているので、買う人の数も減っている。
- インターネットの普及により、海外から入るモノの数が増えている。
- モノが手に入りやすいので「購入欲」が低い。
そんな状態で値下げをしていったら、どんなことになるか。
火をみるより明らかですよね。
工夫のない値下げは赤字を垂れ流すだけです。
値上げを常に考え、アンテナを高く伸ばしておく

経営者であれば、24時間365日が戦いです。
常に自社の経営にアンテナを立てていると思います。
- 売り上げ利益は順調か?
- 資金繰りは大丈夫か?
- 回収は滞りないか?
- 競合他社の動きはどうか?
あるいは
- 辞めそうな社員はいないか?
- 仕事以外の悩みを抱えている社員はいないか?
- 中途社員の採用はうまくいっているか?
など、同時にいくつものアンテナが各方面に伸びていることでしょう。
そのアンテナに「値上げ」を加えませんか。
最低賃金の上昇や働き方改革の進行スピードは加速しています。
そのスピードが自社の成長スピードより速いと感じることがあります。
あまりにも急速な人件費の上昇に頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。
もちろん、それを吸収するための企業努力も大事ですが、一番効果的なのは「値上げ」だと考えています。
食品関連企業も一斉値上げが始まりました。
「値上げできるのなんて、大企業だけでしょ」そう考えるのも無理はありません。
値上げが出来ないのは競合他社も一緒
実際、中小企業が値上げをするのは簡単なことではありません。
「やり方が難しい」ということが理由で値上げに取り組まないのは、競合他社にも言える事です。
一日も早くアンテナを立てて、模索する必要があります。
変に強気な値上げは受注減に繋がり、売り上げが減る。
逆に弱気な値上げではインパクトが少ない。
顧客や自社の商品力、競合他社の状況などを冷静に分析し、値上げの方法とタイミングを虎視眈々と練る。
難しい意思決定ではありますが、もはや避けては通れない時期になっています。
ちなみに、私が経営しているシュウトクは防水工事やシロアリ予防を主とした会社ですが、競合他社よりもかなり高い値段で仕事を受注しており、お客様もリピートしていただいています。
なぜそんなことが可能なのか?
気になる方は、ぜひメッセージを下さい。