茨城県水戸市で住宅会社(株)ディレクタや防水・塗装・基礎工事や白アリ予防の(有)シュウトク、ドローンスクールなど数社を経営しています。渡辺秀徳です。
水戸東倫理法人会さんのモーニングセミナーにて「亡き母の思いご先祖様からのお許し」というテーマでお話をさせていただきました。
25年続いた親族との確執
長年私は、親族との間に確執があり、ひとりで悩んでいました。
母や父と確執がある方は、少なくない。
そんなことに気づかせてくれたのも倫理法人会です。
私の家族の話をします。
私の母は9人兄弟の8番目。父は渡辺家の婿養子として迎えられました。
「母が命がけで教えてくれた倫理」でも書いた通り、私は少年時代、ただの悪ガキでした。そして、何事にも口うるさい母のことが苦手でした。
私が14歳の時に母が亡くなった時に「このままではいけない」気づきをもらったお陰で、今の私があります。
桂村で梨園を経営している叔父がいるんですが、彼自身が商売人ということもあって、本当に気性が激しかった。私とも事あるごとにぶつかっていました。
転機は私が23歳の時。叔父とのひどいケンカがきっかけで、私は実家を出ました。
その結果、49歳(つい最近です)まで、叔父とは会いませんでした。
実に25年、心にしこりを抱えたまま生きてきたんです。
きっかけは後継者倫理塾。叔父との雪解け
後継者倫理塾のカリキュラム、家系図づくり。
これがきっかけで叔父と25年ぶりの再会を果たしました。2、3分は小言を言われましたが、
「戻ってきてくれてうれしい」
この叔父の言葉で、私と彼の関係が一気に変わりました。
これまた塾のカリキュラムである100日実践で、叔父に100日間手紙を書いています。
すると叔父から毎日電話がかかって来るようになりました。不思議なものです。
日々の取るに足らないことから、墓守の話、自身が経営する梨園の話まで。
叔父にとって私は、生意気な甥っ子から、良き相談相手に変わったんです。
人は変えられない。自分が変わればいい。
ちょうど今日の輪読が「万象我師 人は鏡 万象はわが師」の通りでした。
自分自身が「信じるもの」を持つ
自分自身が信じるもの。宗教と言い換えてもいいかもしれません。
「宗教」という言葉に対しては、人それぞれ持っている印象は違います。
人によっては怪しいと感じるし、ある人はかけがえのないものでもある。
倫理を「宗教みたいだ」という人もいます。朝早くから集まって、大声を出したり歌を歌ったり。
それだけ見ると、宗教かもしれませんよね(笑)。
宗教に依存しすぎることは良い事ではないでしょうが、自分の中に確固たる「信じるもの」があれば、ちょっとやそっとじゃ染まらないし、ブレたりしない。
良いところは学べばいいし、真似すればいい。
私は倫理法人会のお陰で親戚との関係が良くなっているし、会社の経営にも良い影響が出ています。
成功はまわりのお陰、失敗は自分のせい
久しぶりに既知の友人と会った時に、違和感を感じたことがあります。
「この人は昔っから変わらない。成長していないんだ」
その事実を知って、唖然としました。
成長しない人には特徴があります。全部人のせいにするんです。
うまく行かないのは会社のせいだ。失敗したのは〇〇のせいだ。
自分を見ようとしないから、いつまでたっても周りが変わることを期待している。
そんなことでは、自分は1㎜も成長しません。
良い仲間と、良い体験を一緒にしていきたい。
そんな仲間を増やしていきたい。
だから、私は一生倫理法人会と一緒に学んで行きたいと、強く思っています。
そして、60歳になったら現在経営している会社は子どもに任せて、新しい夢にチャレンジします。
冨も名声も必要ない。
死ぬ間際に
「やり切った!」
そう言って、人生を終えたいと思うんです。